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●目的● |
福島県では、震災、津波、そして原発事故による被害を受け、避難が長期化しており、避難者は心身ともにストレスを感じ、なかなか進まない復興に不安を抱え、生活している状況です。そこで、この事業を次の2つを目的として実施しました。
◇コンサート・・・演奏者には、福島県になじみの深い、音楽一家「長谷川ファミリー」を迎え、ハーブ演奏、童謡、バレエといった多様な参加型のコンサートを実施することで、避難者が音楽に癒され、また一緒に楽しむことで、精神的なストレスを軽減する
◇茶話会・・・参加者同士が交流し、悩みや不安を共有したり、避難生活の情報交換をすることで、絆を深め、精神的なストレスを軽減する
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●実施内容● |
【日 時】 平成25年8月24日(土)
【場 所】 福島市音楽堂 小ホール
【対 象】 飯舘村民・福島市民
【参加人数】 90名
*演奏者
長谷川朝子氏(歌・ハープ)
長谷川弘樹氏(チェロ)
菅野真紀子氏(ピアノ)
明るく楽しい演奏や歌に参加者は、みな笑顔で聴き、特に子どもたちは目を輝かせていた。またハープに触れることもでき、貴重な体験となったようだ。
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【日 時】 平成25年11月9日(土)
【場 所】 要田小学校・中学校体育館(三春町)
【対 象】 葛尾村小学生・中学生とその保護者、葛尾住民
【参加人数】 約150名
*演奏者
長谷川朝子氏(歌・ハープ)
中村千鶴氏(バイオリン)
菅原美謝氏(ピアノ)
鹿又陽子氏(バレエ)
澄んだ歌声に優しいハープの音色そして、弾むバイオリンの音色、美しいバレリーナの踊りに、参加した皆が安らぎのひとときを過ごした。また、演奏者と合唱する時間もあり、一体感を感じられるコンサートであった。
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【日 時】 平成25年11月18日(月)
【場 所】 狐田応急仮設住宅 集会所(三春町)
【対 象】 葛尾住民(狐田応急仮設入居者)
【参加人数】 23名
この茶話会では、応急仮設住宅での避難生活が長期化する中、住民同士が交流し、避難先での状況の確認、将来の古里への帰還に向けた情報共有ができ、貴重な交流の場となった。また、避難者家族同士が抱える悩みを共有することで、不安の軽減やお互いの絆を深める機会となったと思われる。
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