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 実践強化事業を「福島県UD推進協議会」が県から受諾
 NPO法人ユニバーサルデザイン結の富樫代表理事理事が務める福島県UD推進協議会が受託して事業が展開されます。
会員皆様の協力をお願い致します。
             ふくしま型UD実践強化事業概要
  1. 目的

この事業は、福島県が福島県UD推進協議会に委託し、県民のユニバーサルデザイン(以下「UD」という)に対する認知度の一層の向上を図るため、普及啓発事業として参加・体験型のプログラムを実施する。本事業は、次のコンセプトに基づいて進めていくものとする。

  1. わかりやすさと発見・・・UDの事例に触れ、体験することを通して、UDの原則や考え方を実践的に学習し習得する。

  2. 気づきと理解・・・日常とは異なる立場、目線を通して活動することにより、他者の立場やおかれている環境に気づき、UDの重要性について深く理解する。

  3. 責任と応用・・・自らがUDを実践しなければならない立場にあるという責任を実感し、日常生活において応用展開するヒントを得る。

 業務の内容
[ワークショップの実施]

【会場】   県内3ヵ所(浜通り、中通り、会津)
【対象】   一般県民
【参加者数】 1会場当たり40名程度
【開催回数】 各方部(浜通り、中通り、会津)各1回
【主催】   福島県
[実施計画]
中通り
日時:平成21年10月8日(木)13時~15時30分
場所:ウイズもとまち(福島市)4階会議室
内容:「情報のUD」テーマに体験型ワークショップ
講師:北海道文化放送 デレクター山田もと子氏

会津地方
日時:平成21年10月25日(土)13:30~16時
場所:会津若松市 七日町通り
内容:「おもてなしの心」テーマにUD検証・ワークショップ
講師:川内美彦東洋大教授

浜通り
日時:平成21年11月21日(土)
場所:いわき市
内容:
[ユニバーサルスポーツ ボッチャ体験]
講師:ユニバーサルスポーツ研究会

 
 参加申込は福島県UD推進協議会へFAXまたはメールでお願いします。
 ,問合せ先
  特定非営利活動法人 うつくしまNPOネットワーク内
  963-8005 福島県郡山市清水台2-1-17
  Tel:024(923)1119  Fax:024(991)7241
  メールアドレス:office@npo-center.jp
  事務局:國井嘉乃・佐久間文子
パンフレット及び申込等 
 中通り:「情報のUD」テーマに体験型ワークショップ
 講師プロフィール
   
 
申込は此処より
 「ふくしま型UD実践強化事業」県内3方部のUDでのWS実施です。
 この事業は、県がユニバーサルデザインの普及・啓発の取り組みの一環として、県民の みなさんへ、湯のバーサルデザインの考え方や、手法をより実感のあるものとして理解していただきたいとの趣旨で記企画したものです。
主催は、福島県。UD推進協議会が運営をしております。
 
 今回は、3方部のうち最初で、中通り方部、福島会場でのWSとなります。
テーマは「情報のユニバーサルデザイン」。ユニバーサルデザインをどのように伝えるかを学ぶ場にしたいと考え、講師には、UHB北海道文化放送デレクタ-山田もと子氏をお迎えいたしました。
 山田さんは、ユニバーサルデザインをテーマにした番組「石井ちゃんとゆく!」のディレクターを務められており、9年間という長い期間放送されています。
この番組は、ご自身が企画・提案され実現したとうことですが、山田さんのユニバーサルデザインに対する熱い思いがあってこその長年の放送継続があるのだと実感いたしました。
 
 この番組は番組名ともなっている「石井ちゃん」が、身近な素材を体当たりで取材し、 それを「楽しく」「わかりやすく」表現しているので、とても高い視聴率を誇っています。

今回WSでは、前半は、放送した内容のDVDをご覧いただきながら、制作での苦労話や、番組への思いなどを話していただきました。
そして後半では、参加者のみなさんにグループになっていただき、番組で取り上げたUDグッズを参加者のみなさんと一緒に体験しました。
 参加者されたみなさんは、普段とは違う状態になることで不便を感じ、またその立場になることで、見えてくるものがあることを実感されてました。
 
 高校生みなさんからは、「UDを学習していたけれど、始めてよ~く分かりました、納得!」
と、感動されたり、また、「言葉は知っていたけれど、今日体験して、本当に目から鱗でしたと」、「とてもよくわかって、いい内容だった」等みなさん、感想を話され、大変喜ばれていらしゃいました。
 
 体験では、紙コップの片側を、切り取ることで、高齢者や患者さんが飲み物を口にする時に、頭を後ろに倒すことなく飲めるアイデアや外食先で割り箸をしようする時に箸の3分2の位置を輪ゴムで縛ることで、箸使いが楽になり簡単に小さいものでもはさむことが容易になるなど、すぐに生かせる「心遣い」を学びました。
 この番組は、UDでの「もの」、「こと」、「ひと」の紹介で構成されてますが、番組が広まることで、様々な、人々が共に助け合っていなければならないということが伝わるのではないかと思いました。
 高い知名度がある番組によって、UDの理念が普及することができるのだと、その効果にますます期待されます。

福島県の県民認知度は、約45%です。
UD番組によって、子どもからシニア層まで全ての人々の理解を深め、その取り組みが活性化するのだ思います。
 
 ユニバーサルデザインの考え方は、誰もが安全・安心に暮らすことができる社会を実現するために欠かせないものです。
一人ひとりが、自分の足元から、広げていきましょう。一つの手法としてメディアから伝えることも
成果が大きいです。

今日ご参加いただいたみなさんから、またUDの輪が広がりました。ありがとうございました。 
 
 
 当日はマスコミも入り盛況に終える事ができました。
 
会津:「おもてなしの心」テーマにUD検証
 講師プロフィール
   
 
申込は此処から
 
■10月25日日曜日13時、 平成21年度ふくしま型UD実践強化事業
【会津方部】が開催されました。
 観光会津で、秋の行楽シーズンの真っ只中。
あちらこちらで、イベントが行われており、 参加者心配もありましたが、なんと開始時間には、 地元商店街の方方、会津在住、たくさんおいでいただき、会場はいっぱいになりました。

最初の開会式では、主催の福島県人権男女共生課堀切課長から 今日のWSの目的と、そして結果を今後の道路改修に向けて反映させていきたいと あいさつをいただきました。

 
 次に、講師の川内先生の講話をいただきました。 先生は、全国各地のまちづくりに関わりが深い故に まちづくりの大切なところを説明され、次にあるく時の ポイントを話されました。
 
 6グループに分かれ、写真を撮影・記録と役を決め、スタートです。
参加者には、大町通りの商店主、地元の方、高齢者、 車椅子使用される方、視覚障がいの方、 また県内各地から参加されましたので、 それぞれの視点で歩きながら 気がつくところを話し合いながら進みました。
    
 
 さぁ、戻ってからは
いよいよ意見の集約にかかります。 デジカメの写真をプイントアウトし、グループに戻します。

大町通りの拡大Mapが用意されています。 それに青(よいところ)・赤(悪いところ)・黄色(その他)のシールを使い
気がついた地点に貼り、その写真とグループの意見を 用紙に書き、Mapに貼り完成です。

出来上がりました!! 成果をまとめた素晴らしいMapが完成いたしました。
 
 最後の川内先生のまとめに まちづくりのなかで、この道の役割を考える、 大町通りの一本先には、立派な神明通りがあるのだから、 神明通りは車道、大町通りは歩行者のみというように 分けて考えてはどうか。 大町通りはアネッサクラブのデイスプレーなどすばらしいが、 道の状態が悪すぎて、下ばかり見なければならず、せっかくの デイスプレーが楽しめない。
車を追い出した、歩行者だけの道を作りだけないか。
時間制限(朝夕は車OK)でもよい。
また、道の近くには豊富な水が流れているようなので、川を見せる道をつくるのも おもいろいのではないか。

肝心なのは、「この道の魅力を作る」ことが大事ということです。

今回のWSは、質の高いWSができました。
地域住民が、本気になって取り組むことで、 多くの人々に愛される通りが生まれるのだと思いました。

地元の方が地元をより良くするために話し合い、 その解決策を模索していくというのは、まちづくりにお いて本来あるべき姿だと改めて感じました。(参加者の感想より)
 
そうです。 人です。
情熱をもって取り組む、熱き有志たち。その輪が、広がっています。  
 熱い思いをもっている大町通りのみなさん このMapを使い素敵な誰でもがあるける通り実現に向けて頑張ってください。 参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

また、一緒に歩きましょう。
 
 
 
 
 
 
 
 
■浜通り「ユニバーサルスポーツ ボッチャ体験」
 
詳細パンフレットをダウンロードできます。
申込は此処から
印刷して、FAXで申し込み下さい。
■「平成21年度 「ふくしま型UD実践強化事業」もいよいよ残すところ最後となります。
10月8日(木)中通り方部、「情報のUD」〟”UDを伝える”10月25日(日)会津方部「大町通りまちづくりはみちづくり」“おもてなしのこころで”に引き続き、浜通りは、「UDでスポーツを考えよう」”たくさんの人とふれあい、楽しもう!”をいわきで11月21日(土)に開催されます。
3方部しれぞれにてテーマを設け、違う視点でWSを実施しております。
中通り、会津方部WSでは、様々な立場のみなさんと、一緒に楽しむことができ大変、好評をいただきました。

浜通りは、スポーツを通して、UDを体験していただきます。ぜひ、多くのみなさんご参加下さい。
小さいお子さんから、おじいちゃんおまあちゃんまで、一家揃って楽しめます。
そこが、このUDスポーツの、一番の魅力ですね。
概要は下記の通りです。
● 日 時 11月21日(土)::13時~15時30分
● 会 場 平体育館::参加無料::40名募集します!
主催 : 福島県・ワークショップ事務局 : 福島県UD推進協議会
みんなでいっしょに,楽しめる!
やってみよう!UDスポーツ!!
 考えてみよう!UDスポーツ!!
●みんなで一緒に!!
スポーツは,多くの人が参加し,一緒に汗を流すことによって,より楽しく,充実した生活を送ることにつながります。
誰もが,自由に,簡単に・・・というUD(ユニバーサルデザイン)の実践について,スポーツを通して考えてみることは,たくさんの人とふれあい,楽しむという充実した日常生活を形成することにつながります。
本講座では,UDスポーツ“ボッチャ”とワークショップを通して,家庭で,学校で,職場で,地域で・・・より“多くの人とふれあい楽しむ輪”の形成について考えます。UD社会の実現に向けて,みなさん,一緒に考えてみませんか・・?
●ユニバーサルスポーツとは大人も子どもも、みんなが一緒に参加し、楽しむユニバーサルスポーツ「ボッチャ」とは・・
室内でバドミントンコートと同じ大きさで行うカーリングに似たスポーツです。
白いボール(ジャックボール)を的玉として、赤・青チームに分かれて各6球ずつ投球します。
最終的に白いボールに近いチームが勝ちとなります。
 やってみなければ分かりません。
気軽にみんなと、盛り上がりましょう。
ぜひ、体験して下さい。
お待ちしています。
 
 
 
 
 
 
 


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080502・飯舘協働事業
080315・福島県UD推進協議会
070919・福島医大病院UD検証
070721・定例会議(1)議事録
070701・総会の報告
070426・受託事業報告


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