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「ふくしま大好き!私のふるさと自慢カルタ」を、福島県庁にて展示されました。 |
代表理事 冨樫美保 |
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「みんな大好き!ふるさと自慢カルタ」の事業で、子どもたちが描いた古里の自慢の55作品を
県庁2階本庁と西庁舎をつなぐ通路で、展示をしています。
展示の準備中も、職員のみなさんが、足を止めて、
「上手ね~」「かわいい」など微笑んでご覧になられてました。
いわきのフラダンス、海、友だち、中通りの花見山、ももりん、会津の赤べこ、しんごろう、歳の祭、雪月下・・・。
みなさんの知らないふくしまの宝もたくさんあると思います。
なお展示は、昨日9日(木)から22日(水)までの2週間となります。
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□各会場の様子 |
①いわき会場[3月17日(日)開催]
・会場がイトーヨーカドーのフロアの一角にあり、壁や間仕切りがないという環境のため、
当初想定していたワークショップ形式ではなく、3時間半という時間内で、子ど
もたちの都合の付く時間での参加とした。
・事前申し込みのあった参加者に加え、当日会場にいた子どもたちも次から次へと
参加してくれたため、最後まで子どもたちが途切れることなく、カルタ作りを楽
しんでいた。
・いわき市ということで避難している子どもたちの参加も多く、当事業の目的の一つである
「地元の子どもと、避難している子どもとの交流」が活発に行われた。改めて、
いわき市には8町村から避難している方々の多いことを実感した。
・アクアマリン、ハワイアンズ、魚、カニ、灯台など、「海」に関するものを描く子どもが多かった。
「浜通り」という地域の特性が十分に反映されている。
・また、3方部の中で最も、絵の中に「自分」を描いていた割合が高かった。
・避難している子どもたちが、新しい学校へでの友達を自慢にしていることに、人と人との支え合い、]
つながりを強く感じていると言える。 |
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<絵の制作に集中している子どもたち>
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<復興のシンボルのフラダンスは、子どもたちも大好き> |
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②南会津会場[3月20日(水、祝)開催]
・「御蔵入交流館」で実施した。
・他の2方部と比べると、祭や名所、旧跡などの「伝統文化」を表現した子どもたちが最も多く、
会津という地域の、伝統文化の多様さを感じられた。子どもたちの心にも、昔か
ら伝わるふるさとの誇りがしっかりと伝承されていることが分かった。
・また、当会場で作成したカルタといわき会場で作成したカルタとを合わせ、実際にカルタ遊びを行った。]
読み札が読まれ、カルタが取られるごとに、子どもたちはお互いの作品を紹介し
合い、それぞれのふるさとの素晴らしさを再確認していた。
・全国的に有名なもの以外にも、地域に根付いた伝統文化がたくさん表現されており、3会場の中で、
最も深く伝統文化が表現された絵札となった。
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<講師の説明を熱心に聞く子どもたち>
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<みんな早い早いぞ ワイワイ楽しくカルタ取り> |
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③福島会場[3月26日(火)開催]
・「子どもの未来を育む施設こむこむ」で実施した。
・子どもが集まりやすい施設のため、いわき会場と同様、当日参加の子どもたちも数多く参加した。
・福島市内にとどまらず、県内の他の市町村からの子どもたちも多く集まったため、会津地方、]
中通り、浜通りの各地域の絵が集まり、3会場の中で最も絵札のバラエティーに
富んだ会場となった。
・飯館村からの避難者の子どもも参加し、今はまだ戻れないふるさとの風景を、絵に表現していた。
・絵の専門家の先生による指導で、多彩な表現方法を学び、目を輝かせて絵を描いていた。
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<そろったそろった55枚の絵札 ふくしま自慢> |
<悩ましい…隣も気になる> |