■現在地>トップページ>活動の記録>指さし会話板NO2


085008・指さし会話板報告書
080502・飯舘協働事業
080315・福島県UD推進協議会
070919・福島医大病院UD検証
070721・定例会議(1)議事録
070701・総会の報告
070426・受託事業報告


20080430 ”結のこころ”はコミューニケーションの輪から!!
担当理事 佐藤玲子

「指さし会話板」・・・このコミュニユケーション支援ボードは


 
 私ども NPO法人 ユニバーサルデザイン・結は、「誰もが障がい者となりうる高齢社会に、障がいの有無に関わらず誰もがその能力を発揮し、人とのつながりや助け合いが当たり前にできる社会の実現のために、すべての人々が安全・安心に暮らすユニバーサルデザインの社会づくりに寄与すること」を目的として活動しております団体です。

 さてこのたび、福島市制100周年記念まちづくり事業として、私どもが応募しました「市役所窓口で使っていただく<コミュニケーション支援ボード>作成事業」が認定されました。

 毎日の窓口業務で、担当職員のみなさんが、窓口にいらっしゃる市民の方<話し言葉によるコミュニケーションにバリアのある障がい者の方、高齢者の方、外国人の方など>と、うまくコミュニケーションがとれずにご苦労されていることはありませんか?
 こうだったらわかりやすいかもしれない、こうしたらコミュニケーションがとれるのに、など窓口業務最前線で、常々感じていらっしゃることを、忌憚無くお聞かせいただき、その手助けとなるような「市役所窓口で使っていただく<コミュニケーション支援ボード>」作りをさせていただこうと思います。

 なお、「コミュニケーション支援ボード」とはどんなものか?をわかっていただけるよう、他の用途のために作られたものをご覧いただきたいと思います。
 これを参考にしていただき、窓口に在ったら・・・をイメージしていただきながら、窓口担当のみなさんが、ふだん困っていらっしゃること、ご苦心されていること、などをお聞かせいただきたく、予め書き込み用紙を準備させていただきました。
                          ・・・・・・と言う事から始まりました。

 
この「指さし会話板」(コミュニケーション支援ボード)は、市役所・支所の窓口にいらした市民の方が、この「指さし会話板」の絵を指さしながら、用件を少しでもスムーズに済ませられるように、コミュニケーションがとれるように、その手だてとなることをめざして作りました。

 聴覚障がいの方、高齢者の方、外国人の方、コミュニケーションのとりにくい方、などが窓口にいらした時に、会話がよりスムーズにできるよう、わかりやすく理解されるよう、実際に支所の窓口担当職員の方々と、あれこれ窓口の手続きの場面を想定しながら作りました。完成までに、試作品を使って聴覚障がい者の方に模擬体験をしていただき、使い勝手・問題点をご指摘いただくなど、試行錯誤しながら作りました。

 初めての試みなので、使いにくいところもあろうかと思います。時には従来通り、メモ用紙に要点を書いたほうが伝わりやすい場面もあろうかと思います。決してこれで、すべてを補完するものではありません。臨機応変に、その時々で、この「指さし会話板」を使ったほうがコミュニケーションがとりやすい、と判断されたときに使っていただければ、と思います。今後、より多くの方々に使っていただき、ご意見をいただいて、バージョンアップしていければ、と思っています。
■「指さし会話板」の構成
 A3サイズの緑色系の会話板は、主に窓口にいらした市民の方が意思を伝えるときに使います。
 A3サイズの黄色系の会話板は、主に窓口の市職員が市民の方に、手続きの対応を伝えるときに使います。

 A4サイズの会話板

・ご用件は何ですか?指でさしてくださいは、用件を具体的に分野別に
・証明書を取りにきた
・自分や家族のこと
・健康のこと
・お金のこと
・自動車のこと
・その他
 に各色に分けてあり、市民の方が窓口に来た用件が、スムーズに特定できるように、主に市職員が市民に提示して使います。
■ 窓口での使い方
1. まず窓口の職員は、窓口にいらした市民の方に、「指さし会話板」A4サイズの会話板をお見せしながら、「指さし会話板」を使って用件を承る旨の了解をいただけるよう、伝えます。
2. 次に、市民の方の了解をいただけたなら、市民の方に使っていただけるよう、A3サイズの緑色系の会話板を提示し、窓口の職員はA3サイズの黄色系の会話板を使いながら、A4サイズのご用件は何ですか?指でさしてくださいの会話板を、市民の方にお見せし、分野を特定します。
3. 分野特定後、窓口の職員は、市民の方が特定された分野(各色)の会話板を市民の方にお見せし、今度は用件を特定します。
このときも必要に応じ、A3サイズの緑色系の会話板と、A3サイズの黄色系の会話板を使って、意思を確認します。
4. 用件が特定されたなら、窓口職員は市民の方に、A3サイズの黄色系の会話板を使いながら、その用件に必要な手続き(書き方)を具体的に申請書を提示したり、ご用件は何ですか?指でさしてください裏面の提示サンプルを指さしたりしながら伝えます。
5. 窓口職員は、A3サイズの緑色系の会話板と、A3サイズの黄色系の会話板を使って、市民の方にこの手続きに関する所要時間を伝えます。
6. 用件が完了したなら、窓口職員は、A3サイズの緑色系の会話板と、A3サイズの黄色系の会話板を使って、費用(有料・無料)のことなどを伝えます。
おおよその使い方の流れは以上のようになりますが、こうでなければならないといった公式はありません。あくまでも、窓口にいらした市民の方と窓口の職員とが、少しでもわかりやすくスムーズに用件を完了することができるよう、人対人のソフト面で、その手助けにしていただくものです。
ケースバイケースで、書くほうがわかりやすい場合には書きながら・・・、などその時々で臨機応変に使っていただきたい、その一歩にしていただきたいと思います。
この「指さし会話板」ができるまで
19年 5月12日 あぶくま養護学校訪問・・・・あぶくま養護学校の浅見先生に、先生が携われたコミュニケーション支援ボード(レストラン編・お店編)について、そのできるまでを伺い、教えを乞う。
11月21日   市民活動G板垣主査と今後を打ち合わせ
11月22日   あぶくま養護学校訪問
11月22日  ~市民窓口各課へ「伝わりにくいことは?」アンケートを配布
12月 6日   各課ヘヒアリング 市民課、地域福祉課
12月 7日   障がい福祉課
12月10日   児童福祉課
12月11日   市民税課
12月12日   長寿福祉課
12月13日   国保年金課、杉妻支所 窓口業務マニュアルを伺う
12月17日   吾妻支所
12月19日   長寿福祉課、東部支所
12月27日  ~進和クリエイティブセンターと打ち合わせ
20年 
 1月22日  ~3者(支所職員の方々、進和C、結)検討会 
 2月 8日   試作品完成、3者検討会
 3月10日   試作品を使って、中途失聴者村松氏とシミュレーション
 3月12日   試作品を使って聴覚障がい者蔭山氏とシミュレーション
 3月17日   試作品を村松氏・蔭山氏のご指摘に基づき加筆単純化修正3ヶ国語翻訳を都市間交流室に相談、福島市国際交流協会へ依頼
3月31日    完成、納品

△ページの先頭へ

ユニバーサルデザイン・結|E-mail:info@ud-yui.com
本サイトに掲載されている全ての情報の無断転載・無断利用はご遠慮ください。