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メディアユニバーサルデザイン(MUD)コンペティション」において、『指さし会話板』が グランプリを受賞しました。
グランプリ受賞!
全日本印刷工業組合連合会主催の
「第2回メディアユニバーサルデザイン(MUD)コンペティション」
において、ユニバーサルデザイン・結と日進堂印刷所さんの共同応募の『指さし会話板』が グランプリを受賞しました。
写真:受賞後の記念撮影
昨年11月、進和CCさんから応募してみませんか?
というお話があり、手続きをお願いしておりましたが、先月中旬に審査が行われ、1月9日に受賞者が発表になりました。
審査には、IAUD(国際ユニバーサルデザイン協議会)などが協力しているということです。
2回目のこのコンペ、昨年度の第1回目はグランプリ該当作が無かったということで、初のグランプリ受賞となりました。
しかも今回はグランプリが2つ、千葉県から応募の方も受賞しています。
受賞者一覧と、「指さし会話板」も公開されていますので↓のHPをご覧ください。
メディアユニバーサルデザインに力を入れている(株)日進堂印刷所さんも、ユニバーサルデザイン・結との連名での受賞の喜びに沸いています。
写真:作品の前で
表彰式は2月4日(水)東京池袋のサンシャインシティにて行われます。
また、受賞作品は2月4日から6日までの、PAGE2009(サンシャインシティコンベンションセンターTOKYO)での発表をはじめ、各種展示会での展示が予定されていますので、機会がありましたら、足をお運びください。
喜びの報告です。第2回MDUグランプリ受賞!!
冨樫 代表理事
立春が過ぎ、こころなしか日差しに光を感じますね。
春の光に包まれて颯爽と踏み出される2月!
喜びと期待の日々で、大変うれしいです。
まずは、喜びの報告です。
第2回MDUグランプリ受賞!!
みなさまのご尽力のおかげです。
一昨日菅野副代表と佐藤玲子理事と進和の黒沢さんと表彰式にいってまいりました。
私も晴れがましい席に出席させていただきましたが、正面に優秀賞の位置にあの指さし会話版が飾られており感激しました。
価値をさらに高めたのは初グランプリ!!
というのは、第1回目の昨年は、グランプリ該当がなしでした。
つまり、初なのです。
一番は塗り替えられることもあるけれど、初は、永遠です!!
結にとって永遠の金色塔になるでしょう。
表彰式には、白石さまも駆けつけてくださり著名な方々をご紹介もいただきました。
審査員長の東大の伊藤先生からの講評、「総じて、現場の利用状況や利用者のニーズを深く考えた、非常に完成度の高いものになっており、ぜひ全国的に普及して欲しい」とありました。
その後、MUD主催側の理事の方々と今後についてお話もさせていただきました。
大変意義のある時間となりました。
写真:堂々のグランプリ受賞
MUDコンペティション表彰式と講評
菅野 副代表理事
2月4日、東京池袋サンシャインシティにおいて第2回メディアユニバ-サルデザインコンペティションの授賞式が行われ、最優秀賞に選ばれた「指さし会話板」は盾と賞金、副賞を授与いたしました。
審査委員長の伊藤 啓先生(東京大学分子細胞生物学研究所高次構造研究分野 准教授)から、次のような講評をいただきました
写真:審査委員長の講評
■最優秀賞(グランプリ) 福島市『指さし会話板』
制作:NPO法人 ユニバーサルデザイン・結(ゆい)(福島県)
役所などの公共機関の窓口に配備して、文字や記号を指さして コミュニケーションできるよ うにした会話版。
日本人で耳が聞こえない/言葉がしゃべれない人だけでなく、日本語が上手に使えない外 国人向けに英語・中国語・韓国語も表記されているため、通訳のかわりとしても利用できるよ うになっている。
これによって、単なる「障がい者向けの福祉機器」でなく、これひとつで様々なユーザーのニ ーズに応えられる、
ユニバーサルなコミュニケーションツールになっている。
収録された文例や単語は、実際に役所の窓口担当者と細かい議論を重ねて、必要なやりと りの種類ごとに整理された、極めて実用的なものになっている。
文例と合わせて周囲に数字や単位記号の枠を配して金額などのやりとりを可能にしたり、説 明が難しい印鑑や免許証などの各種書類は実物の写真を掲示するなど、様々な工夫を施し ている。
さらに、この会話板一式とメモ帳をビニール袋に詰めた配付用セットを作成し、これを関係機 関に配るだけで効果を発揮できるように工夫されている。
総じて、現場の利用状況や利用者のニーズを深く考えた、非常に完成度の高いものになって おり、ぜひ全国的に普及して欲しい。
さらに改善できるとすれば、日本在住者の数では英語圏の外国人よりもむしろ数が多いブラ ジル系の人にも配慮して、英語だけでなくポルトガル語も収録するとよいだろう。
さらに、審査委員長からは「こういう実用的なものを全国的に広めることによって、メディアユニバーサルデザインも広まっていくことを期待しています。」というお話をいただきました。
今後、メディアユニバ-サルデザイン協会さんの力もお借りして、全国的な「指さし会話板」の普及にチャレンジしていく予定です!
085008・
指さし会話板報告書
080502・
飯舘協働事業
080315・
福島県UD推進協議会
070919・
福島医大病院UD検証
070721・
定例会議(1)議事録
070701・総会の報告
070426・受託事業報告
ユニバーサルデザイン・結|E-mail:
info@ud-yui.com
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