第3回 いいたてボッチャ大会に参加して

事務局:加藤

11月28日(日)午前9時から飯舘中学校体育館にて第3回いいたてボッチャ大会が開催されました。
「ボッチャ」は平成20年度公益信託うつくしま基金助成事業「ユニバーサルデザインが五感で紡ぐまでいの里 おもいやり推進事業」の1つとしてとりくまれたユニバーサルデザイン・スポーツです。結からは加藤ひで子理事と加藤美加事務局の2名が参加しました。

第三回いいたてボッチャ大会の様子

朝早くから多くの村民が集まり、練習をしていました。
参加者は14チーム53名です。エントリーされているチームは3コートに分かれ競技が始まりました。私たち「結」チームは2名なので、急きょ飯舘村生涯学習課長愛澤伸一さんが参加してくださいました。普段練習していない私たちはやはり、ねらったところへボールは届かずズッコケてばかり。
その度に笑い声が響きました。そんな私たちに比べ、常に練習しているチームは年齢や男女を問わず、上手くボールを白いジョーカーボールに近づけます。
さすが「熟練の技」でした。

第三回いいたてボッチャ大会の様子

「結」チームは終わる頃にやっと慣れて1勝しただけで決勝リーグには進めませんでした。決勝には3チーム出場。さすが決勝ともなると、やはり常に練習しているようで、ボールが皆ジョーカーボールに集まっています。

メジャーを使わないと優劣がつけられないほどの接戦でした。1位はあじさいチーム(上飯樋女子) 2位は草野チーム 3位はシニアフレンドチームでした。

試合の光景を見ると、高齢者と若者が笑ったり、たまには冗談を言い合いながらともにプレーを楽しんでいる様子をみると、年齢、性別関係なくみんなで楽しめるスポーツだなあ、と改めて感じました。このボッチャが気軽に地域のスポーツとして広がることは、いろんな意味でこれからますます必要なのではと強く感じました。

このボッチャ大会運営には「までい」の精神が感じられました。参加賞はほんの森・もりの駅まごころ・宿泊体験館きこりでサービスがうけられるようプログラムに引換券が付いていました。ボッチャを楽しんだうえ、仲間とのコミュニケーションの場として村営施設の有効利用にもなります。
それからホットコーヒーやスポーツドリンク・麦茶のサービスです。体育館は長時間いると寒くなります。
そんな時ホットコーヒーなど温かい飲み物は嬉しいものです。小さなこころづかいが今とても大切なのだと思いました。

第三回いいたてボッチャ大会の様子 第三回いいたてボッチャ大会の様子

最後に、今後もこのボッチャ大会が開催され、他地区との共同の大会が開かれ地域の人々の交流と健康維持がますます図られることを望みたいと思います。それから、「結」チームには「遠路はるばる賞」をいただきました。ありがとうございました。