UDスポーツ講習会~五感で紡ぐまでいの里 思いやり推進事業~
ユニバーサルデザイン・結 代表理事 冨樫 美保
UDスポーツ講習会~五感で紡ぐまでいの里 思いやり推進事業~
日時:5月24日(水)13:30~16:00
飯舘村公民館
~“体”(触)を動かして世代間交流~
ユニバーサルスポーツは、障がい者スポーツの枠を越え、子供から高齢者、障がいの有無にかかわらず同じルールで同じ競技を楽しめることを狙いとしています。
今回はパラリンピックの公式種目となっている「ボッチャ」をとりあげました。
UDスポーツ研究会の方々のご協力の得まして、
ボッチャという競技や、競技の審判にも挑戦。
楽しみながらルールや進め方を学びました。
飯舘村から生涯学習課長以下3名、村内でスポーツの普及に携わる体育指導委員5名、そして「結」からは冨樫代表、佐藤理事以下4名が参加しました。
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写真:判定の様子 |
投げたボールに対する審判の判定風景です。この場合は白に対して赤が1個近いので、赤1点で勝ちとなります。微妙な場合はきっちり計測します!妥協はありませんよ!!
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写真:補助具の体験 |
これは補助具(ランプ)を使用した場合を体験した様子です。補助具を使用すれば、障害を抱えていてもこのスポーツを楽しむ事が出来るのです。微妙な角度や方向をアシスタントに指示して動かして貰いますが、アシスタントは後ろを見てはいけないし、しゃべってもいけません。道具の一部と化すのです。つい、振り向いたりしてしまいそうですが、そんなことをしたらなんと、ペナルテイを取られてしまいます!
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写真:判定の様子 |
赤や青の玉を白ボール(親玉)にどれだけ近づけられるか。赤か?青か?
きっちりとメジャーで測ります。結果はいかに。
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写真提供:UD研究会より |
というわけで、今回「結」の面々も初めて体験したのですが、思った以上に奥が深いのと、何より楽しい!のでした。会場の中には笑いが絶えませんでしたし、思わず悔しい!という言葉が出るくらい力も入り、この新しいスポーツが村民の皆さんに楽しんでいただける事を確信したのです。今頃、公民館の2階では、昼休みや業務終了後、職員の皆さんによる“ぼっちゃ練習中”の楽しい笑い声が響いているのではないでしょうか?
今後は、村民への普及をどのように進めていくのか、指導委員の皆様たちと共に考えていきたいと思っています。
もう直ぐ、村のあちらこちらで、ボッチャを楽しむ様子が見られることになるでしょう。