親子でユニバーサルデザインを学ぼう!活動報告

去る10月9日(日)、「親子でユニバーサルデザインを学ぼう!」が開催されました。
元気いっぱいの小学生とその保護者のみなさんに楽しくユニバーサルデザインを体感していただく良い機会になったと思います。

まず、ミッション1では、あづま運動体育館のUD発見を行いました。
駐車場からエントランスホール、廊下、、多目的トイレ、更衣室、、授乳室、レストラン、プールを
2コースにして、回ります。あらかじめ用意したそれぞれの場所のチェックシートを使い、
チェックをしながら、また気が付いたところを記入してもらいました。

続いてミッション2は、「カード&スゴロクまちなかぐるぐるゲーム」です。
「このまちなかぐるぐるゲーム」は、まちなかを2周するスゴロクです。
1周目は、問題なく進める、階段やトイレ、坂道などの「まちなかスポット」ですが、
2周目は、お年寄りや小さな子ども、怪我で松葉杖を使う、おなかに赤ちゃんのいる妊婦さん、重い荷物を持つなど、立場を変えて進むため、
「クリアカード」でそれぞれの問題を解決しながらゴールを目指します。
みなさん、2周目のバリアにぶつかった時は、解決策を真剣に考えていました。
お父さんやお母さんも、一緒です!考えた解決策をみなさん図り、OK!がでたら、コマを進めます!
でも進んだと思ったら、すごろくなので、「お休み」があったり、「5つ戻る」があったり…と、
思うようには進めません。歓声を上げながら、賑やかにゲームは進みました。

全員が終わったところで、変身前と後での感想を聞きましたが、
「いろんな人が暮らしていることに気が付きました。」や親御さんからも、「なんとなくしか知らなかったユニバーサルデザインでしたが、
今日のこの体験で、より良くわかりました」「これから子どもと一緒に、ユニバーサルデザインをもっと考えて生きていきたいと思います。」
など、うれしい感想をたくさんいただきました。
クリアカードにある、「〇〇をなくす」は、バリアフリーの考え方や、
ユニバーサルデザインの視点「アイデアをだす」や「親切な人」が解決のポイントになっていました。

ミッション1・2を通して感じた身近にある「使いづらい」ものを、みなんさん自身はもちろん、
お年寄りや車椅子の人、おなかに赤ちゃんのいる妊婦さん・・・など、みんなが「使いやすい」ものにしようという
考え方が『ユニバーサルデザイン』です。
参加されたみなさん、
さあ、ミッションの後は、自分の住むまちなかをぐるっとまわって「ユニバーサルデザイン」を探してみましょう!

興味を持たれたみなさん、またこういったイベントがあれば、ぜひご参加くださいね!