冨樫代表が講演を行いました
冨樫代表が、下記の日程にて講演を行いました。
【10月28日(日)】
札幌デザインウィーク 2012 × NUDA ユニバーサルデザインセミナー 「人と雪と仮設住宅 [福島からの提言] 北国における仮設住宅を考える!」
場所:札幌市立大学サテライトキャンパス
【10月30日(火)】
第6回こうべUD都市づくり講座『 3.11から1年半、ふくしまの現状と復興に向けた課題~ UDに彩られた社会へ ~ 』
場所:神戸市役所
以下、代表による報告です。
札幌講演(2012.10.28)の報告
代表理事 冨樫美保
この度、北のユニバーサルデザイン協議会NUDA(Northe
第1部がんばろう福島!絆づくり応援事業
「これからの仮設住宅への福島からの提言」と題しての講演。
第2部の「雪国における仮設住宅を考える」のパネルディスカッシ
講演には、結の活動に始まり、東日本大震災とそれから1年半経過
災害救助法は、災害が起きると被災県からの要望で、必要な戸数を
しかし、東日本大震災のように、未曾有の予想をはるかに上回る規
結果、被災県3県は、それぞれに木
この報告書でも、度々申し上げていることが、自治体自体ごとの準
気候風土が異なる場所で、災害救助法に則り、どこも同じにくプレハブ協会から仮設住宅が供給されることからし
この度の開催地は、札幌という寒冷地。
そこで、関係者のみならず住民までが、もしこのような災害が起き
パネルディスカッションで発表にあった北海道工業大学名誉教授菊
①ユニット組み立て式で、増設が可能。柔軟な対応できる。
②北海道の木材使用、地元業者の建設により仕事の創出。
③高断熱・高気密の外断熱仕様により夏の暑さ・冬の寒さ問題解決
④ロフトでの収納あり。
⑤短期→長期になった場合でも、復興住宅に転用可能
これは一つの取り組みであるが、それぞれの地域での準備こそが重
私たちは、過去の災害から、何を学んできたのだろうか。教訓は生かされていたのだろうか。
法でのミッションは、誰のために、何のためにあるのか。 それは、絶望の中で、希望をもてるようにするためにあるはずであ
今、新しいあり方を考えるチャンスと思う。
応急仮設住宅とはいえ、そこは、人の暮らしがあり、それも震災に
ユニバーサルデザインは、「最低限の快適さ」であり、それは“お
本日は、最初から最後まで、参加者全員が、真剣に聴講いただき
NUDAのみなさま、「Kーハウス」発表の須田さま、パネラーの
最後に、この日のために、札幌市立大学の学生のみなさんが、応急仮設住宅の模型を制作して下さいました。
プレハブ協会の仮設住宅と、結提案の仮設住宅が並んで展示されま
お世話になりました。
みなさま、ありがとうございました。