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先日の「あいの沢検証事業」には、ユーザーエキスパートの考えのもと様々な方に参加して頂き、UDチェックを実施し、ハード面・ソフト面の双方の視点から検証して頂きました。
皆様からのご意見は、今後の施設整備、管理運営の参考にさせて頂きたいと考えております。
さて、「村民の森あいの沢」は、地域住民の交流や森林との共生を体験することを目的に、森林の持つ特性と自然条件を生かした自然休養地として、昭和50年から第2次林業構造改善事業、新林業構造改善事業、活性化林業構造改善事業により、キャンプサイト、オートキャンプ場、林間広場等の整備を行い、また、平成11年度には山村振興活性化事業により県内で初めて設置された「あいの浮橋・自己完結型トイレ」、自然体験学習館、自然体験の森等の整備を行いました。
これらの整備により園内は、キャンプ等を通じての交流やバードウォッチング、自然体験学習等の場として幅広く利用されています。
このほか、寛延元年(1748年)に建てられたとされる古民家を移築した「民家園」は、個人・グループだけでなくコンサートなど様々な形で利活用されております。また、「愛の俳句と美しい村づくり発信事業」として平成13年から平成18年まで行われた愛の俳句事業では、全国公募にて寄せられた15,400句の中から毎年50句、5年間で計250句を飯舘村特産のみかげ石に刻み遊歩道を整備しました。ここは、うつくしま遊歩道50選に選ばれており、足に負担がかからず歩きやすいようにウッドチップが敷かれています。
あいの沢には、キャンプ等に来られる方だけでなく自然の癒しを求めて来る方が多く訪れます。ここは村内外の方々の憩いの場、交流の場であり、村の大切な観光資源のひとつであるとともに村の観光拠点施設となっております。
このように「あいの沢」は、多種多様に利用されておりますがトイレ等の一部を除いてバリアフリーやUDに配慮した形でつくられた箇所は少ない現状です。
今回の検証では、参加者から「案内標示が少ない」という意見がありました。その一方で、「案内看板等が少なく自然の良さが出ている」といった全く反対の意見もありました。この検証からも当施設は、現在の景観を守りつつ自然との調和を考え活かしながらバリアフリーやUD化を取り入れていく必要があるのではないかと感じました。
みなさんにあいの沢に「来てよかった」、「また来てみたい」と感じていただけるよう、今後この検証を基に、誰もが心地良く快適に利用できる「あいの沢」にして参りたいと考えております。
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